感動した名言〜住野よるさんの「君の膵臓をたべたい」を読んだ感想〜

こんにちは〜♪雛乃木まやです^^

ちょこっとお出かけしてオシャンティーな本屋に入ると、なんだか無性に小説が読みたくなるんだなw

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ブラブラしてタイトル買いしてしまったのは

「君の膵臓をたべたい/住野よる」

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なんとも衝撃的なタイトルに惹かれて、ちょっと立ち読みしたら私の好きそうな話でしたので、購入してしまいましたw(あんまり読む時間もないのに)

もう勢いのある内に読んでしまおうと、がんばって読みきりました☆

感想を綴らせていただきます!

「君の膵臓をたべたい」を読んだ感想☆

これ、タイトルだけ読むとホラー小説ですか?って感じですよね(笑)
カニバリズム的なグロテスクな内容を想像しちゃいますが、中身は青春純愛小説です。

膵臓の病気で余命一年と宣告された少女【桜良】と、偶然その事実を知ってしまった【地味なクラスメイトくん】のやりとりを中心に進んでいくストーリーです。

見所は二人の正反対の考え方やリアルな会話。
そして心境や気持ちの変化によって変わっていく主人公の名前です。

【地味なクラスメイトくん】→【秘密を知っているクラスメイトくん】→【仲の良いクラスメイトくん】→【仲良しくん】など主人公の名前は一向に出てきません。

この手法はなかなか面白いなと思いました。
(しかし主人公の名前の期待値があがりすぎるので、どう回収できるのかが難しいですねぇ)

作者の住野よるさんはこの作品がデビュー作みたいですね。
けっこう文章力に長けていて読みやすかったので、いいな〜と思いました!

「小説家になろう」の投稿者だったようで、ちょっと驚きです。
「小説家になろう」はファンタジー小説が多い印象だったので、こんな青春小説もあったんだ〜と意外な印象を受けました。

全体的には以前紹介した「四月は君の嘘」というアニメに雰囲気や世界観は似ていると思います。

実写化も映画化も決定している「四月は君の嘘」音楽にも人にも恋できる素晴らしいアニメをご紹介♪

2015年11月21日

伏線の回収がもったいない部分があったり、わかりにくかったりと惜しい部分もありましたが、伝えたい想いや考え方などはダイレクトに入ってきました。

桜良が言った素敵な名言・名セリフ

私が一番印象に残ったのは、

「私たちは皆、自分で選んでここに来たの。偶然じゃない。運命なんかでもない。君が今まで選んできた選択と、私が今までしてきた選択が私たちを会わせたの。私たちは自分の意思で出会ったんだよ」

この【桜良】が言ったセリフです。

なんか私的に目から鱗的な考え方で、すごく素敵だなって思いました。

けっこう出会いとかって偶然や奇跡かもって思うことが多かったりしたのですが(乙女かw)
確かに自分で選択した道の先に人がいるわけでありまして……その出会った人も色んな選択をした中で、ここにいるって、その通りかも!!と単純な私は感銘を受けました。

(いや、最近出会いに感謝することが多かったもんですから)

今、こうして繋がっている大切な人たちとも必然的に繋がったんだって思うと嬉しくなってしまいました。

小さなことでも私たちは常に選択して今を生きています。
その選択で人生が変わったり、素敵なものに出会えたり、辛いことになってしまったり。

そうして出会った人たちがいて……自分の意思で出会って、寄り添ったり別れたりする。

小さな選択でも大事なんだなって気付かされます。
ひとつひとつの小さな積み重ねが、今後に影響するんですよね〜。

とても納得させられました。

ストーリーを通して、伝えたい想いを描くというのは多くの人の心を動かしますね。
強いテーマ性のあるお話は必ず誰かの心に残る作品になります。

やっぱりタイトルからもその強いメッセージ性が込められてますよね。

このストーリーを一言で表した、秀逸なタイトルです。

泣きまではしませんでしたけど、色々気づきがあったり考えさせられるお話でした☆
映画化とかしそうな雰囲気がプンプンします(笑)

青春小説が好きな人やアニメでしたら「四月は君の嘘」以外に「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」や「一週間フレンズ」などが好きな人には刺さるのではないでしょうか?

感動ストーリーを求めている方へ

「君の膵臓をたべたい」も感動ストーリーとして大きく話題になっていますが、漫画でもファンの力で軌跡や感動を呼び起こしたすごい作品が存在します☆

作者の想いがファンに届き、軌跡の名曲が生まれるまでを記した実話物語!

こちらもぜひ読んでみてください♪

【至極の名曲】シャーマンキング「恐山ル・ヴォワール」楽曲紹介♪ 誕生裏話にも感動! 声優、林原めぐみさんの歌唱のすごさを改めて痛感☆

2017年8月16日
雛乃木まや
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6 件のコメント

    • この作品は、作者の住野よるさんが、いくつかの出版社の賞に応募なされたそうですが、どこも没になったようです。で、仕方なくではないと思いますが、ネット上のサイトで公開したら、出版社の目にとまり、出版の運びとなったようです。

      「捨てる神あれば、拾う神あり」ですね。

      まやさんの書かれていた、桜良のセリフがこの作品の、ターニングポイントとなりますが、ここまでは正直、咲良に好印象はありませんでした・・・
      このシーンから、咲良への印象が、私の中で変化していきました。

      「僕」が、咲良に心を開き始めたのも、この辺りからですね。

      ところで、アニメ版の舞台は、富山県の高岡市で間違いないようです。高岡の名所や、列車なのが、いたるところに出てきます。

  • 読んでみました~
    とても面白かったです。ありがとうございました。

    あと、本文中の、「このストーリーを一言で表した、秀悦なタイトルです。」の
    「秀悦」は、「秀逸」の間違いじゃないでしょうか?

    • サトーさま
      コメントをありがとうございます!
      私の感想が少しでもお役に立てて幸いです((*´∀`*))

      >「秀悦」は、「秀逸」の間違いじゃないでしょうか?
      ハッΣ(゚艸゚*)
      ご指摘ありがとうございます!
      修正させていただきます〜_φ(゚▽゚*)

      細かいところまでちゃんと読んでいただけて本当に嬉しいです♪
      またなにか誤字などありましたら、遠慮なく突っ込んでやってくださいませ(笑)

  • ちょうど映画を見て、あのセリフ凄い良かったなって思って調べてみたら、本当にドンピシャなことを書いていたのでそこにも感動を受けました。

    • コメントありがとうございます♪
      あのセリフほんとに心に刺さりますよね〜(*´ω`*)
      きっと住野さんがたくさんのひとに伝えたかった言葉なのだと思いました☆

      感動を共有できて嬉しいです\(^o^)/

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